
お正月飾り「しめ縄」
こんにちは。
2020年も残りわずか。
年越しに向けての準備は進んでいますか? 今日は、お正月についてのお話です。
お正月とは…

年の始まりに年神様をお迎えする行事です。年神様とは、新年に家にやってきて一年間の幸せをもたらすと言われています。
年神様をお迎えする目印としてお正月飾りを飾り、おせち料理を食べるのが一般的です。

おせち料理
おせち料理とは、元々は年神様にお供えするお料理だったそうです。五穀豊穣、家族の安全と健康、子孫繁栄などの祈りを込めて海の幸、山の幸を盛り込み「めでたさが重なるように」と願いを込めて重箱に詰めます。
市場ではお正月の品々が出回っているのでご紹介していきます!

・しめ縄
お正月飾りの一つ。
神様を祀るのにふさわしい神聖な場所である神域と現世を隔てる結界の役割をします。
新年に邪気が入らないように家庭の玄関につけます。

・橙(だいだい)
お正月飾りに使われる柑橘類です。完熟しても木から落ちずに数年残り、何代もの果実が同時に木になることから「代々」と呼ばれるようになり代々栄えると縁起の良い果物とされています。
おせち料理の定番「お煮しめ」

お煮しめ
様々な具材を一緒の鍋で煮ていることから「家族一緒に仲良く結ばれますように」という願いが込められています。
具材に使われる野菜にはそれぞれ縁起の良い意味が込められています。

・蓮根
穴があって先が見えることから「将来が明るく見通せる」という意味が込められています。

・里芋
里芋の種芋はたくさん子芋が付くことから、子孫繁栄すると言われています。

・ごぼう
ごぼうは地中深くまで根を張ることから、家や家業が深く根を張り代々続くようにという意味が込められています。

・椎茸
昔は高級品だった椎茸は神様へのお供え物で縁起物とされていました。

・金時人参(人参)
「ねじり梅」と言って、梅の花の形になぞって人参を飾り切りにしておせち料理に使います。梅は一年で最初に花をつけることで縁起が良いとされています。

紅白なます
また、人参と大根で作る紅白なますは、赤と白の色合い、形状がお祝いに使用する水引き(みずひき)に似ている為縁起が良いとされています。
縁起物の勝栗!天津あまぐり

あまぐり悟空のマークでお馴染みの天津あまぐりは弊社で焼いています。
年末が近づくと高知県内の量販店で販売されます。弊社が運営しているダイレックスの青果売場でも販売しているので是非探してみてくださいね!
今回ご紹介したものは一部になりますが、お正月の行事には様々な意味が込められているんです。
新年を気持ち良く迎える為にも、縁起を担いでみるのも良いかもしれませんね(^^)
来年が皆様にとって良い年になりますように…