
高知県産フルーツトマト
こんにちは。
「フルーツトマト」と言えば高知県が発祥地!県内では数々のハイレベルなフルーツトマトが生産されています。
その栽培方法は、極限まで水分を与えずトマトにストレスをかけて行う過酷なもの。樹は水分を求め大きく育つことができず、収穫できるトマトの数も減少します。しかし、一つ一つの実は小ぶりながらも甘味の増した濃厚なものに仕上がるのです。 水分量や温度管理などを徹底し、手間暇かけて育てられたトマトは、生産者さんの並々ならぬ「努力の結晶」と言えるでしょう。

一粒に込められた「想い」

五台山のふもとで生産されている「濃い味トマト」
市場からほど近い距離、高知市五台山のふもとで生産されているフルーツミニトマト。
生産者の山本さんは「濃い味トマト」と名付け、日々「濃い味」への追求がされています。

生産者の山本さん
ミディトマト(中玉トマト)の品種を使用し、水分量を必要最低限に抑えることで実際のサイズよりも小さく育てます。適度なストレスを与えることで完成するこのトマトの味は、山本さんのこだわる「濃い味」。
甘味だけでなく酸味、複数の味が合わさった深い味わいです。
トマトの味を大きく左右する重要な役割をする自動灌水設備。ここでトマトに与える水分量や塩分濃度が細かく調整されています。
なんと!この設備は山本さんご自身で作られたものであるというから驚きです(^^)

トマトの味に影響大!山本さん自作の自動灌水設備
「包丁を使わなくてもひと口で食べられるサイズ感。子供から大人まで世代を超えて味わってもらえるような親しみのあるトマトにしたい。」
そんな想いが込められ、一粒一粒が完成していきます。
現在、濃い味トマトは旬を迎え多くの消費者の食卓へと運ばれていることでしょう。

トマトのミッション

トマトにだって想いがある?!
ここからは、トマトが主人公!
濃い味トマトがどのように食卓まで運ばれているのか、トマトになったつもりでご説明します(^^)

山本さんの想いをしっかり受け取って…(高知市中央卸売市場内)
1、収穫されて間もない元気いっぱいの私たちを、山本さんが市場まで運んでくれます。
私たちの旅立ちの瞬間。
ここで育ての親・山本さんとお別れをします。さよなら…。涙
「想いを必ず届けます!」

作業場にて
2、作業場で丁寧に加工してくれたり、出荷先に振り分けてくれます。

安全運転でお願いします(^^)
3、ダイレックスやイオンなどの店舗へ運んでもらいます。

ダイレックス吉田店の青果売場
4、店頭に並べられます。(お客さんに選んでもらえるかドキドキしながら待っています。)

山本さんの想いよ届け~!
5、ようやくみなさんの元へ。
食卓へ到着です!
ここでMission complete(任務完了)(^^)ゞ
我が家は濃い味トマトファン
こうして日々消費者のもとへ運ばれていくトマト達。
我が家にも、これまでにたくさんの濃い味トマトが運ばれてきました。

いっただきま~す!

ん!んまいっ!
子供もパクっと一口で。
一粒一粒、口の中ではじける旨みをしっかりと味わい
「また食べようね!」と、
後日再び新たな濃い味トマトを迎えに行きます♪
今日も、各地から数々のフルーツトマトが出荷されています。それぞれのトマトには、きっと生産者さんの特別な想いが込められているはず!
あなたが店頭で見かけたトマトも、懸命にアピールしているのかもしれません。
生産者さんの想いを担い、それぞれのミッションを果たすために…
